チェックポイント(5)雨漏り

チェックポイント(5)雨漏り

雨漏りトラブルは、意外と気づけない

気になるリノベーション物件に目星をつけて、いざ内見へ。さて、その時の天候はいかがでしょうか。こればかりはタイミングによるので、晴れだったり曇りだったり、雨だったりとその時々でしょう。しかし、建物は天気によってコンディションが変わります。

例えば、実は雨漏りする物件だった場合は…?晴れの日に行っても、雨漏りするかどうかなんてわかりませんよね。とは言え、雨の日に行ったからと言って、必ず雨漏りしていることがわかるとも限りません。例えば、屋根裏のある戸建の場合、屋根から雨漏りしていても室内まで水が届かないため、かなり気づきにくくなります。

しかし、居住スペースに関係ない部分だから雨漏りしてもOKというわけではありません。じわじわとしみ込んでくる水は柱を腐食させ、カビを繁殖させる温床にもなってしまいます。長期間放置しておくと、建物全体の強度にも影響を及ぼし、耐震性能もガタ落ちに。最悪の場合、建物の一部を解体して修理しなければならなくなる可能性もあります。

せっかく購入した家が、雨漏りのせいで実はボロボロだった…ということでは目も当てられません。事前にしっかりと確認しておきたいところです。

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ここと決めたら、プロの目で一度しっかりとした診断を

しかし、雨漏りというのは余程でない限り、素人目で見つけられるようなものではありません。しかも、前述のように屋根裏の雨漏りだった場合は、まず気づくことはできないでしょう。

建物の状況を正確に把握しておくためには、プロによる住宅診断・建物検査を入れるのが確実です。住宅診断を行えば、雨漏りなどのトラブルの有無はもちろん、欠陥住宅ではないか、どのくらいの期間住んでいられるかなどの項目までわかります。その結果を踏まえて、自分たちでプラスの費用を払ってでも弱い部分を改修してその物件に決めるのか、それともその物件は諦めて別の物件を探すのか、の判断を行えば良いでしょう。ちなみに住宅診断士に依頼した場合の費用ですが、目視検査のみでも大体数万円かかります。ですが、数時間かけてじっくり見てくれるので信頼感は抜群。

とは言っても、目に入った物件を片っ端から住宅診断士に見てもらうのは考えもの。まずは自分で物件を数多くあたり、そのうえで「ここがいい!」というものを決めてからお願いするのが良いでしょう。コスト面も考えると、無駄打ちはしたくないところです。