チェックポイント(4)壁紙

チェックポイント(4)壁紙

新しい壁紙を上からただかぶせているだけ、ということはありませんよね?

リノベーション物件は、新品の壁紙が一面に貼られていて家中がピカピカ。まるで新築のような住居での新生活を想像すると、期待も膨らむというものです。しかし、浮かれる気分はいったん置いて確認してみましょう。本当に壁紙はしっかり貼られているのでしょうか?

まれに手抜き業社による施工にあたってしまうと、時間が経つほど壁紙が浮いてきたり汚くなってきたりする場合があります。これは、壁紙を貼る前の下処理を怠って、そのまま新しい壁紙を貼っているため。そもそも壁紙を貼り替える際は、古い壁紙をキレイにはがした後に、下地処理剤パテで壁の凹凸を整えなければいけません。そうすることで、新しい壁紙がぴったりと壁に貼りつくのです。そして、湿気の多い場所などでは防カビ剤を使用するなどして、丁寧に仕上げていきます。このように、きちんと処理を行うことで、長く快適な住まいを守ることができるのです。

ただ剥がして貼る、もしくは剥がさずに上からかぶせるだけ、の施工は手抜きもいいところ。そんな施工方法では、壁紙を貼った瞬間こそキレイに見えても、時間が経てば経つほどボロが出てきます。

時間が経つほどケチがつく?壁紙は事前にじっくり見よう

防カビ処理をしっかり行わなかったがために壁紙の奥からどんどんカビが広がり、最終的に壁全体をびっしりとカビが覆い尽くしてしまったという、ひどい事例もあります。それも手抜き工事が原因。リノベーション物件を検討する際は、壁紙までしっかり施工しているか確認したいとろこです。

しかし、貼りたての壁紙はピンと張った状態。時間が経たないと手抜きかどうか確認できないのでは…と不安になりますよね。しかし、じっくり見れば手抜き施工はすぐにわかります。壁紙が浮いてしまっている部分はありませんか?それに部屋の角や壁紙同士のつなぎ目が不自然になっているということは?そのような点を見つけたとしたら、その部屋は手抜き施工の可能性大。物件の候補に入れるのはやめておいた方が良いでしょう。

購入前にしっかり見抜いておかないと、住んでから壁紙がジワジワとカビに侵食されて数ヶ月後に困ることに。しかも、その頃に「あれは手抜きだった」とわかっても、業社は何もしてくれません。自費での壁紙貼り替えとなる可能性が大。住んでから後悔しないためにも、事前にしっかり確認するようにしましょう。